宮城出身のヤクルト今野「心は復興していないと思いますが、その気持ちを忘れずに」

[ 2021年3月10日 21:11 ]

<オープン戦、オ・ヤ>試合前にキャッチボールをする今野(撮影・坂田 高浩)
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 宮城県出身のヤクルト・今野が、10年前に起きた東日本大震災について語った。

 発生当時は中学校の卒業式後に開かれていた謝恩会に出席。大きな揺れとともに会場の天井が崩れ、外に避難した。「そのまま解散して、その後は避難生活となりました。不便な生活が一カ月くらい続いたと思います」。10年が経ち、プロ野球選手となった今野も一昨年オフには楽天を戦力外となり、昨年からはヤクルトに在籍している。

 「まだまだ細かいところや、心は復興していないと思いますが、その気持ちを忘れずに今与えられている仕事を頑張りたいです」と故郷への熱い思いを口にしていた。

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2021年3月10日のニュース