投壊だけじゃない…中日の悩みは“今年も”貧打 1試合平均2点 与田監督「チャンスであと1本が」

[ 2021年3月10日 18:23 ]

オープン戦   中日2―14西武 ( 2021年3月10日    ナゴヤ球場 )

<中・西OP戦>交代を告げる与田監督(撮影・椎名 航)
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 西武打線に力の差をまざまざと見せつけられた。中日は西武に大敗。投壊が目立ったが、打線も散発5安打で2点と貧打ぶりを露呈した。

 オープン戦は6試合で計42失点と投手陣の乱調ぶりに話題が先行しているものの野手陣も6試合の総得点が12点と、1試合平均わずか2点しか奪えていない。

 この日も適時打は6回2死二塁で二塁打を放ったビシエドの1本のみ。9回は1死二、三塁と好機をつくったが無得点に終わった。

 与田監督は「チャンスであと1本が」と昨季からお決まりとなった台詞を口に。

 2軍の春期教育リーグでは福留をはじめ福田や石川昂らが調整を続けているが、12日からのロッテ、ヤクルトとの関東遠征3試合に向けて「入れ替えは特に考えていない」と与田監督。開幕1軍を目指す根尾ら若手の成長が待たれる。

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2021年3月10日のニュース