ソフトB・千賀&柳田、開幕間に合うぞ! 12日の春季教育L中日戦で実戦復帰へ

[ 2021年3月6日 05:30 ]

ソフトバンクの千賀(右)と柳田
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 リハビリ組で調整中のソフトバンク千賀滉大投手(28)と柳田悠岐外野手(32)が、12日の春季教育リーグ中日戦(タマスタ筑後)で実戦復帰することが5日、判明した。千賀は両ふくらはぎ、柳田は両アキレス腱の不調で出遅れていたが順調に回復。右腕の開幕ローテーション入りと、主砲の開幕スタメンが見えてきた。

 投打の要が、きっちり開幕に合わせてきた。両ふくらはぎ不調の千賀と、両アキレス腱不調の柳田が、リハビリ組で順調に回復。12日の春季教育リーグ中日戦でいよいよ初実戦に臨む。球団関係者は千賀について「状態確認が終われば、週末に一応ゲームに」、柳田については「予定」と前置きした上で「12日から出ます」と話した。千賀の開幕ローテーション滑り込み、柳田の中堅での開幕スタメンも見えてきた。

 2人はこの日、筑後のファーム施設で調整。千賀はランメニューに加えて塁間を全力でダッシュするなど、不安な様子はない。リハビリ組スタートの今春宮崎キャンプで4度のブルペン入り。キャンプ最終日の2月26日に「自分の中で、今年また楽しみな投球ができるんじゃないかという感覚もあります。1軍に良い形で行けるよう準備をしていきたい」と話していた。

 福岡に戻ってからの3日には初の実戦形式となるシート打撃に登板。33球を投じ直球の最速は153キロを記録するなど、投球自体に何ら問題はなかった。12日は30~40球を予定。今季初の対外試合でさらに状態を確認する。

 現状の開幕カード、ロッテ戦の先発は石川、高橋礼、和田。2カード目のオリックス3連戦は笠谷と武田が濃厚。ラスト1枠を大竹、二保、杉山らが争うが、最終1枠に千賀が滑り込む可能性が出てきている。

 柳田はこの日、フリー打撃と約30分間の守備練習を行った。キャンプ最終日には「しっかりやるべき事はやれたと思います。開幕まで1カ月きっちりと準備していきたいと思います」と話している。12日からの教育リーグ3連戦ではDHからの出場が濃厚で、問題なければ13日以降は中堅の守備にもつく予定。その後、ベストメンバーで挑むオープン戦残り5試合を控える15日以降に、1軍に合流する見通しだ。

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2021年3月6日のニュース