阪神・藤浪から「死角」が消えた MAX158キロで4回無失点「全体として良かった」

[ 2021年3月6日 05:30 ]

オープン戦   阪神4ー0ソフトバンク ( 2021年3月5日    ペイペイドーム )

<ソ・神>気合の入った投球を見せる阪神・藤浪(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神・藤浪が4年連続日本一のソフトバンク相手に無失点投球を披露し、開幕ローテーション入りへの手応えをつかんだ。今春自己最長の4回を投げ、長谷川への4球目にこの日最速の158キロを計測。ワインドアップから迫力ある投球を展開した。

 「全体として良かった。意図したアウトが割と多かった。スプリットもカットもよく決まって、いろんな球種を使うことができた」

 4回無死一、三塁ではカットボールで甲斐を三ゴロ、川瀬を一直併殺で切り抜けた。栗原への投球中にバランスを崩し左足をひねった6回も1死一、二塁から直球で柳町を二ゴロ併殺。「踏み込むのがちょっと怖かったけど、大丈夫です」と冷静だった。

 矢野監督も「何があっても堂々としているというのは、あいつの自信の表れ」と高く評価。「あとはもう少し落ち着いた投球ができれば」という右腕に死角がなくなってきた。

続きを表示

2021年3月6日のニュース