ツインズ・前田 OP戦初登板で貫録2回無安打無失点「ピンチでも変わらず投げることできた」

[ 2021年3月6日 02:30 ]

オープン戦   ツインズ2ー5レイズ ( 2021年3月4日    フォートマイヤーズ )

レイズとのオープン戦に先発で初登板し、2回を無安打無失点のツインズ・前田(ブレース・ヘメルガン、球団提供)
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 オープン戦初登板となったツインズの前田は2回無安打無失点と貫禄を示した。初回に2つの失策と死球で2死満塁も三ゴロを打たせて切り抜け「走者を出してからの投球というのもシーズンに備えてやっていかないといけないので、ピンチでも変わらずに投げることができた」と振り返った。2回は3者凡退と危なげなかった。

 コロナ禍で60試合制だった昨季は6勝1敗でサイ・ヤング賞の記者投票2位。開幕投手の最有力候補は昨季後半から球の回転数や変化量を計測する「ラプソード」で直球の回転効率の向上に取り組む。この日の最速は「158キロくらい」とおどけたが最速93マイル(約150キロ)で1つの三振を含む3度の空振りを奪い「球の質を上げることはうまくできている」と手応えを得た。

 同学年で仲のいい秋山に加え、レッドソックス入りした沢村も同学年で連絡を取り合う仲だ。「いつか球場で会えるのを楽しみにしている」と本場での再会を心待ちにした。

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2021年3月6日のニュース