大谷、2回途中1失点5奪三振 最速161キロ「球は力んでいた」も「スプリットは満足」

[ 2021年3月6日 06:39 ]

降板後、オンライン会見に応じる大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が5日(日本時間6日)、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦で実戦初登板し、1回2/3を投げて3安打1失点、5奪三振だった。米メディアによれば、球場のトラックマンの計測で最速100マイル(約161キロ)を計測したという。

 降板後、「ランナーを背負った投球も実戦でしかできないので、そこも良かったかなと思います」と納得の表情。「最初だったので特にカウント球は比較的に軽くいこうかなと思っていたけど球は力んでいた。最後の方に決めにいく時に球は力んでいたので、実戦ならではというか、最後に決めに行くときも良いリリースで投げれるようになれば大きいのかなと思います」と振り返った。

 初回、先頭打者のキャンハを見逃し三振。続くアンドラスに三塁線を破る二塁打を浴びたが、オルソンは外角直球で空振り三振に仕留め、チャプマンは四球。最後はモアランドは内角低めの変化球で空振り三振に斬った。

 2回は先頭打者のラウレアーノに左中間に運ばれ、左翼手・アップトンが送球をもたつくに二塁に進塁された。続くピンダーは空振り三振に打ち取り、ケンプに右中間に適時二塁打。アルシアに四球を与え、キャンハをスプリットで空振り三振に仕留めたとこで球数が41球となり降板となった。

 最速100マイル(約161キロ)には「決めにいった球なのかなという感じです。全体的なカウント球とか、基本的には決めにいった球より、カウント整えるとかとかファウルに打たせるとかそういう球のほうが全体的の割合としてに多くなっていくので、球速とか回転効率とか上げていけるなら全然いいんじゃないかなと思います。マックスがいくつかというより。そこは基準でしかないので」と冷静に分析。決め球の宝刀スプリットについては「特に変化は良かった。そこは満足しています」と語った。

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