21世紀枠の八戸西・小川監督 初甲子園に涙「頑張らなければ…」

[ 2021年1月29日 19:45 ]

<センバツ出場校発表>センバツ初出場が決まり涙ぐむ八戸西・小川監督(撮影・沢田 明徳)
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が29日、オンラインで開催され、八戸西(青森)が21世紀枠で初出場を決めた。

 「地元の方の応援、期待を感じていた。ホッとした気持ち、うれしい気持ち、頑張らなければ…という気持ちです」。小川貴史監督は選手に報告する際、感極まって思わず大粒の涙を流した。昨秋の青森大会は準優勝、東北大会は8強入りの好成績を残し、青森県勢として初の21世紀枠での出場となった。

 その青森大会では決勝以外の4試合で7得点以上を記録。強力打線が持ち味の一方で、身長1メートル89の長身で最速143キロのエース・福島蓮投手(2年)がいるのも心強い。「冬の練習で下半身が強くなった。目標は150キロ。勝てる投手を目指す」と福島は力を込めた。と力を込めた。

 全員が地元・青森出身の公立校で、チームのモットーは「明るく、礼儀正しく、格好良く」。「元気よく、勇気を与えられるような野球。ひたむきなプレーをしたいですね」と小川監督。極寒の青森の地から、春の甲子園で旋風を巻き起こす。

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2021年1月29日のニュース