球児にPCR検査も センバツ「安全確保に全力」と日本高野連会長

[ 2021年1月29日 17:40 ]

甲子園球場
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 日本高校野球連盟の八田英二会長は29日、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕・甲子園球場)の選考委員会終了後、新型コロナウイルス感染症の対策として、出場選手や関係者にPCR検査を行う可能性を示した。

 八田会長は「選手の健康管理、安心してプレーできる環境作りがわれわれの課題だと、固い決意で臨んでいる」とした上で「PCR検査も視野に入れている」と語った。

 今大会は全席指定席として観客を入れる方向で検討しており、開会式も限定された形式で行う。具体的な感染対策や大会運営のガイドラインは今後、運営委員会で詰める。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で大会は中止となった。八田会長は「出場できなかった昨年の選手たちや、今大会で選考に漏れた学校の選手たちの思いもくんだ大会にしたい」と話した。

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2021年1月29日のニュース