名前売ります、アピールします 阪神ドラ3佐藤蓮は「認知度100%」でのキャンプイン目指す

[ 2021年1月29日 05:30 ]

阪神ドラ3佐藤蓮。ポーズは「ちょっと」でも、名前は「たくさん」おぼえてください(代表撮影)
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 阪神ドラフト3位・佐藤蓮(上武大)は“認知度100%”でのキャンプインを目指す。

 「まだあいさつ程度しかできていないので、しっかりコミュニケーション取って、2月1日に全体で練習できるようにやっていきたい」

 きょう29日から始まる先乗り合同自主トレの目的は、温暖な地で体のギアを上げるだけではない。新人にとって、先輩たちへの“あいさつ回り”も重要な任務。今年は特に宿舎の部屋を行き来することができないため、グラウンドでの対面で自己紹介していくつもりだ。

 1月は関西圏外で自主トレしてきた選手も多く鳴尾浜で顔を合わせた選手は数えるほど。沖縄での自主トレ組にはバッテリーを組む梅野、坂本に加えて同郷の先輩・岩崎もいたことから、今日から「佐藤蓮」の名前を言葉とプレーでインプットしてもらう。

 「やっぱりストレートとカーブが自分の武器だと思うので、そこをアピールできればと思います」。新人合同自主トレでは3度ブルペン入りし、すでに捕手を座らせている。低い気温の中でも肩は仕上がってきており、暖かい沖縄でさらにピッチを上げていく。

 「(心境は)これからキャンプを頑張っていこうと。まずはケガしないことが一番なので、その中で自分が持っているものを最大限アピールできるように頑張っていきたい」

 2・1からの猛アピールを見据え、認知度もコンディションも、この2日間で下地をつくる。(遠藤 礼)

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2021年1月29日のニュース