大阪桐蔭は校内クラスター発生で異例の吉報 西谷監督がコメント

[ 2021年1月29日 18:49 ]

電話を受ける大阪桐蔭・今田悟校長
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、29日にオンラインで開催され、晴れの出場32校が決まった。

 2年連続12度目の出場を決めた大阪桐蔭は異例の吉報となった。校内で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、野球部員は寮の各部屋で待機。例年のような歓喜に沸く姿はなく、電話を受けた今田悟校長が西谷浩一監督(51)に報告し、ナインにも伝わったもようだ。指揮官は主催者を通じ、コメントを発表した。全文は以下の通り。

 「今田校長から推薦されたという連絡を受け、いよいよ始まるな、という気持ち。寮の各部屋に部員はいるので報告したい。今年のチームはキャプテンの池田を中心に気持ちの強い子が多く、まとまりがある。全国的に新型コロナウイルス禍で非常に厳しい状況の中、何ができるか知恵を絞り、心を束にして取り組みたい。昨年秋から日本一を目指してやってきた。(出場できなかった2019年、大会が中止になった20年と)2年分の悔しさを持って戦いたい」

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2021年1月29日のニュース