センバツ出場32校きょう決定 史上初の連合チーム甲子園出場なるか 発表は午後3時30分から

[ 2021年1月29日 12:01 ]

センバツ出場候補校
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会は29日、大阪・梅田の毎日新聞大阪本社で始まった。

 午前9時からは21世紀枠推薦理由説明会がスタート。新型コロナウイルス感染防止のため、例年、大阪に全委員が集まって開催されていた選考委員会は史上初のオンラインで行われている。10時30分からの21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会が始まり、32校が決定。選考委員会総会は例年より30分遅い午後3時30分に開始する。

 総会では、昨秋明治神宮大会中止に伴い神宮大会枠1が移された21世紀枠4校が発表された後、一般選考の出場28校と補欠校の選考経過が発表される。

 21世紀枠では北信越地区から推薦された富山北部・水橋が選ばれるか注目だ。県立校の再編に伴い、今年度末で統合する富山北部、水橋、すでに両校を統合して昨春に開校した新・富山北部の3校連合。昨秋北信越大会には部員20人で出場。初戦敗退も、のちにこの大会を制する敦賀気比相手に0-5と大健闘した。ほか、元広島捕手の山本翔監督率いる矢上(島根)、1メートル88の長身を誇るエース右腕・福島蓮(2年)擁する八戸西(青森)が選出されるか。

 一般枠では、関東・東京6枠目、近畿5、6枠目、中四国5枠目の選考に注目だ。

 関東・東京は昨秋関東大会8強の東海大相模(神奈川)と同東京都大会準優勝の日大三の比較となりそうだ。

 近畿は神戸国際大付(兵庫)、天理(奈良)、龍谷大平安(京都)、智弁和歌山と強豪校が5、6枠目を争う展開。5枠目は昨秋近畿大会の戦いぶりから神戸国際大付が有利とみられるが、6枠目は議論が過熱しそうだ。

 中四国5枠目は中国地区の鳥取城北と四国地区の小松(愛媛)の争いか。鳥取城北は昨秋中国大会準決勝で、優勝した広島新庄に3-4で惜敗。小松は同四国大会準決勝で同県の聖カタリナに延長12回の末2-3で惜敗した。

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