東海大相模、関東・東京6枠目でセンバツ切符 プロ注目左腕の石田「ホッとした」

[ 2021年1月29日 18:58 ]

センバツ出場が決まりボールを手にするエースの石田(撮影・久冨木 修)
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 前日は雪が舞った相模原市のグラウンドに、希望の光が差し込んだ。第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校が29日に決定し、関東・東京の6枠目に昨秋の関東大会で8強止まりだった東海大相模が滑り込んだ。

 2年連続12度目の出場となる吉報を聞いた門馬敬治監督は「本当にうれしい。すぐに連絡が来ると思ったが、来なかったので何度も何度も(長谷川将也)部長に問いかけた」と胸をなで下ろし「行きたかった場所と改めて感じた。秋が終わってからの3カ月と今日の1日が長く感じた。その分だけ、うれしさがある」と続けた。

 関東を代表する1メートル83の大型左腕が甲子園に戻ってくる。今秋のドラフト候補に挙がる最速142キロ左腕のエース石田は3度目の甲子園。ただ、昨年のセンバツはコロナ禍で中止となり、夏の交流試合での出場だっただけに「ホッとした気持ちが一番。甲子園は特別な場所」と言った。

 門馬監督の次男で主に5番を打つ内野手の功(こう=2年)も昨夏の大阪桐蔭との甲子園交流試合を経験。代打で遊ゴロに倒れ、チームも2―4で敗れただけに「甲子園の打席に立たせてもらったが、負けた悔しさがある。自分たちの代で日本一を獲りたい」と雪辱を期した。

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2021年1月29日のニュース