智弁学園 高校通算30発の前川「目標は日本一。ここからが勝負」

[ 2021年1月29日 17:41 ]

<センバツ出場校 発表>ダッシュする智弁学園・前川右京 (撮影・平嶋 理子)
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第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、29日にオンラインで開催され、智弁学園(奈良)が2年連続14度目の選抜出場を決めた。昨秋の奈良大会決勝で宿敵・天理に敗れたものの、奈良県2位で出場した近畿大会では好投手を擁する市和歌山を準決勝で、大阪桐蔭を決勝で撃破。近畿王者として挑む今春の選抜大会に期待は膨らむ。

 打線の中心を担うのは今秋ドラフト候補に挙がる3番の前川右京(2年)だ。高校通算30本塁打を誇る左の大砲は「目標は日本一。そのスタートラインに立った。ここからが勝負。気を引き締めてやっていきたい」と言葉に力を込めた。

 昨秋の公式戦は30打数12安打の打率・400。尊敬する選手は高校の先輩にあたる巨人の岡本だ。前川は「(打撃では)本調子に持っていけるようやっていきたい」と先をにらんだ。
 
 ◆前川 右京(まえがわ・うきょう)2003年(平15)5月18日生まれ、三重県津市出身の17歳。小1から「白塚バッファローズ」でソフトボールを始める。津市立一身田中では津ボーイズに所属。智弁学園では1年春からベンチ入りし、同夏に甲子園出場。高校通算30本塁打。50メートル走6秒9、遠投95メートル。1メートル76、90キロ。左投げ左打ち。

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