楽天ドラ1・早川 マー君の背中追う…「自分も堂々とマウンドに立てる投手に」

[ 2021年1月29日 05:30 ]

田中将大 楽天復帰

キャッチボールで横から投げる早川(撮影・木村 揚輔)
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 あの威風堂々たる姿を、いつか自分も――。田中と同僚となる楽天のドラフト1位・早川(早大)は、プロの世界でレジェンドの後ろ姿を追い求めることを誓った。

 今でも強烈に脳裏に焼き付いている。田中は13年にレギュラーシーズン24勝0敗。当時は中3で、目を輝かせながらテレビを見ていた早川は「大記録を成し遂げて、物凄く(13年の)印象が強い。(相手を)圧倒するというか、マウンドの上で堂々とするのが物凄く感じ取れた」。そして続けた。「自分もおじけずに…というのは新人で難しいと思うが、今後経験をして堂々とマウンドに立っていられるような投手になりたい」との熱い思いを口にした。

 この日で仙台市内の2軍施設で行われていた新人合同自主トレは終了。体重も2キロ増の78キロと順調に基礎体力づくりに励んだ。2月1日からはユニホームに袖を通してキャンプ地・沖縄で汗を流す。田中も早い段階でチームに合流する見込みで、早川でなくとも若手にとっては夢のような空間だろう。即戦力左腕は「(田中の)言動、行動をしっかり見て自分も成長していければ」と目を輝かせる。

 「キャンプでは先輩方とも合流する。早めになじんでコミュニケーションを取って、自分のプレースタイルを見てもらって認めてもらいたい」と早川。マー君の見ている前で投球練習。胸躍る瞬間はもうすぐやってくる。(鈴木 勝巳)

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2021年1月29日のニュース