健大高崎 超重量級“230発打線”で悲願頂点狙う 青柳監督手応え「今までのチームで打力は一番」

[ 2021年1月29日 18:23 ]

「センバツ出場決定の電話を受ける健大高崎高校の加藤陽彦校長(代表撮影)
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、29日にオンラインで開催され、高崎健康福祉大高崎(群馬)は2年連続5度目の出場を決めた。

 昨秋の関東大会覇者が超重量打線で初の甲子園制覇を目指す。

 「一番大きな目標は日本一。自分たちの魅力である打撃で甲子園を沸かせられれば…。個人的には智弁学園の西村君(王雅=2年)とか全国レベルの投手からホームランを打ちたい」。高校通算35発の4番・小沢周平主将(2年)が今秋のドラフト候補左腕撃ちへ意欲を見せた。

 2年生全員の本塁打数は230発超え。就任19年目の青柳博文監督も確かな手応えを感じている。「今まで私が教えてきたチームで打力は一番。甲子園で最後に負けたのは打力不足だったと思うので…」。センバツは12年4強、全国選手権は14年8強が最高戦績。ただ新チーム発足後、公式戦無敗の自信がある。「関東大会だけで8本塁打も打てたことは自信になる。悲願の日本一を目指したい」と指揮官は語気を強めた。

 2月第2週に紅白戦、3月6日には山梨・山梨学院大付と練習試合を行うなど、実戦を経て仕上げていく。高崎市内のグラウンドに掲げられた新チームのモットー「高崎から日本一」を心に刻み、ナインは甲子園へ乗り込む。

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2021年1月29日のニュース