広島・野村 現状維持の1億2000万円でサイン 「ケガで始まりケガに終わった」

[ 2020年12月7日 18:10 ]

契約更改を終えて、会見で笑顔を見せる野村
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 広島・野村祐輔投手(31)は7日、広島市内の球団事務所で交渉し、現状維持の1億2000万円(金額は推定)プラス出来高払いでサインした。

 「今年はキャンプのケガで始まって、最後ケガで終わったシーズンだった。(球団から)ケガの具合はどうだ?と心配していただいた。(1軍に)上がってきたときはいい投球があったと評価してくださった。来年もっといい形でシーズン1年間を過ごしていけるように頑張りたいと思います」

 昨季取得した国内フリーエージェント権を行使せずに残留して迎えた今季だった。春季キャンプ中に右ふくらはぎ痛で離脱。大卒9年目にして初の開幕2軍スタートとなった。

 昇格は開幕から1カ月後の7月22日。6勝を挙げてばん回するも、防御率4.58。10月15日の巨人戦で2回33球で降板すると、同17日に広島市内の病院で「右鎖骨下静脈血栓症除去術」を受けた。13試合登板はプロ入り最少だった。

 「チームが優勝することが一番なので、優勝を目指して頑張りたいと思いますし、個人的には1年間いられるシーズンが中々できていない。1年間ローテをしっかりと守りたいと思います」と節目となる10年目を見据えた。

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2020年12月7日のニュース