48歳の挑戦 新庄剛志氏は第1打席は平岡の前に二ゴロに倒れる 12球団合同トライアウト

[ 2020年12月7日 10:38 ]

<合同トライアウト2020>1打席目、二ゴロに打ち取られる新庄氏(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが7日行われ、阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄剛志氏(48)も参加した。背番号1の日本ハム時代のユニホーム姿で登場した新庄氏は、1打席目は平岡(広島)と対戦した。この日は4打席の対戦が予想される。

 カウント1-1からの対戦。外角低めの143キロ直球をとらえたが、芯を外して二ゴロに倒れた。

 17年ドラフト6位の平岡はウエスタン・リーグで、今季は16試合で1勝1敗、防御率9.35。今季1軍での登板はなかった。

 新庄氏はシートノックでは、三塁のポジションに入ってハツラツにプレー。華麗なスローイングを見せつけた。

 新庄氏は日本ハムの日本一に貢献した06年以来のNPB復帰を目指している。06年限りでの引退し、10年からインドネシアのバリ島に移住していたが、昨年11月に自身のインスタグラムで、現役復帰の意向を表明。動画で「みんな、夢はあるかい。1%の可能性があれば、必ずできる。きょうからトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも何か挑戦しようぜ」と語りかけた。その言葉通り、今年夏に国内に戻り、トレーニングを重ねてきていた。 

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月7日のニュース