楽天・藤田が600万円減でサイン 来年39歳でチーム最年長「あと何年やれるか…もう一度、日本一」

[ 2020年12月7日 18:12 ]

契約更改交渉に臨んだ楽天・藤田 (C)Rakuten Eagles
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 楽天の藤田一也内野手(38)が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円の3000万円でサインした。マスク越しに「がっつりダウンです」と苦笑いだった。

 楽天に移籍後で最少となる55試合の出場で、打率・200、4打点で16年目のシーズンを終え「良い状態でシーズンを迎えられず、悔しいシーズンだった。どんな形でもチームに貢献できるように心がけてやってきた」と振り返った。

 渡辺直人(1軍打撃コーチ)と久保裕也(2軍投手コーチ)が引退したことで、来季はチームの最年長者になる。来年7月で39歳だが、豊富な経験と球界屈指の守備力はまだまだ健在だ。「若い選手に負けないようにやらないと、この先もなくなる。あと何年できるか分からないけど、もう一度、日本一になりたい。若手の手本になれるようにやっていきたい」。大ベテランが意地をみせる。(金額は推定)

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2020年12月7日のニュース