楽天・釜田が300万円減の1200万円でサイン オフは田中マー君に再び弟子入り「もう後がない」

[ 2020年12月7日 18:20 ]

契約更改交渉に臨んだ楽天・釜田 (C)Rakuten Eagles
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 楽天の釜田佳直投手(27)が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の1200万円でサインした。

 9年目の今季は、プロ入り後で自己最少タイとなる4試合の登板にとどまった。0勝0敗、防御率9・82という成績に終わり「1軍で思うような結果が出せず、悔しいシーズンになった」と振り返った。

 一方で、イースタン・リーグでは安定した成績を残した。チームトップの30試合に登板して0勝2敗12セーブ、防御率1・89。球団史上初のイースタン・リーグ2連覇に貢献した。18年6月には右肩と右肘を手術を同時に受け「ファームでは1年を通してしっかり投げることができて、まずまずの結果が出せた」と完全復活に向けた手応えもつかんだ。

 今オフは、ヤンキースの田中将大との合同自主トレを数年ぶりに復活させる予定で「もう後がないと思っているので、学べるものは学びたい。背水の陣で来季に臨めるように勉強させてもらいたい」と明かした。

 来季から背番号が「21」から「41」に変更となる。今季限りで現役を引退した青山浩二投手が背負っていた番号で「21番で思うような結果を出せず、悔しい形で番号変更になった。41番も球団にとっては大事な番号。青山さんのように長く1軍の舞台で投げられる選手になりたい。1軍で結果を出すことを強く意識してやっていきたい」。新たな番号とともに、心機一転で勝負の10年目に挑む。(金額は推定)

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2020年12月7日のニュース