楽天・森原は1000万円ダウンでサイン 大幅減俸に「しっかり下げていただいた」

[ 2020年12月7日 18:28 ]

契約更改交渉に臨んだ楽天・森原 (C)Rakuten Eagles
Photo By 提供写真

 楽天の森原康平投手(29)が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの3500万円でサインした。約22%の大幅減俸に「しっかり下げていただきました」と苦笑いだった。

 4年目の今季は新守護神として開幕を迎えた。6月24日の日本ハム戦ではプロ初セーブをマークし、開幕から9試合連続で無失点に抑えていた。ところが、その後は精彩を欠く投球が続いために7月末に2軍落ち。8月15日に1軍に再合流したが、同27日には右太もも裏を痛めて離脱した。

 17試合で1勝2敗、4セーブ、防御率7・56という成績でシーズンを終え「言い訳なしに仕事できなかった。本当に悔しいシーズンだった。実力をもっともっと上げる必要があると感じた」と振り返った。

 「イニングが後ろにいくほど重要度が増す。力がないと務まらない。誰にでもできるポジションではないし。自分の代わりはいくらでも出てくる世界なので、危機感を感じた」

 すでに来季の守護神は松井裕樹が指名されておりセットアッパーとして「勝利の方程式」入りを目指す。「どこのポジションとかは自分では言えない。まずはチームに必要とされるということを目指してやっていきたい」と出直しを誓っていた。(金額は推定)

続きを表示

2020年12月7日のニュース