中畑氏　唯一巨人日本一予想も「当然でしょう」　槙原氏は古巣に“足りないもの”指摘

＜スポーツニッポンフォーラム　第一部「2020年　野球界総まくり」＞今年の野球界を熱く語った中畑氏　　（撮影・西川祐介）
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　「第55回スポーツニッポンフォーラム」が7日、都内のホテルで開催され、「2020年総まくり」と題してスポニチ本紙評論家の中畑清氏（66）、槙原寛己氏（57）が登壇。トークショーを行った。

　進行を務めたフリーアナウンサーの出光ケイさんの問いかけに、中畑氏はマシンガントークで対応。会場を沸かせた。

　今年の日本シリーズは4勝0敗でソフトバンクに軍配。巨人は2年連続で0勝4敗、計8連敗の屈辱だった。勝敗を予想したスポニチ評論家11人のうち唯一、4勝3敗で巨人の日本一と予想していた中畑氏は「当然でしょう。自分は巨人のOB会長をやっている。7戦までいってほしいという願望だった」と明かした。

　一方の槙原氏はソフトバンクの長谷川勇が一塁にヘッドスライディングをしながらアウトとなり、グラウンドを叩いて悔しがったシーンを振り返り「あれを巨人の選手がやればファンも納得できた。もっと悔しい顔をしてほしかった」と話した。

　DeNA・三浦新監督の話題には、槙原氏が「中畑さん、（三浦新監督を支える）ヘッドコーチは？」と振ると中畑氏は「俺は監督しかやらないよ」とキッパリ。

　最後には「大きな声は出せない。飛沫が飛ばないように」と断った上で、長渕剛「しあわせになろうよ」の一節を熱唱。エンターテナーぶりを発揮して会場の大きな拍手を浴びていた。