オリックス・吉田正が独り立ち 阪神・糸井、ソフトB・柳田「怪物トリオ」の合同自主トレ“解散”

[ 2020年12月7日 05:30 ]

オリックス・吉田正(右)は例年行ってきた阪神・糸井(左)らとの合同自主トレを“解散”し独り立ちする
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 オリックスの吉田正が大阪・舞洲の球団施設で自主トレ。例年オフに沖縄などで実施してきた阪神・糸井、ソフトバンク・柳田との「怪物トリオ」による合同自主トレを“解散”し、独り立ちすることを明かした。

 「糸井さんも柳田さんも、それぞれ都合があるようで、ちょっと分からないですが、僕は沖縄でやるつもりです」

 初参加だった18年グアムから3年続いた超人塾を卒業する。球界屈指の強打者と競い合いレベルアップを図ってきたが、糸井はコンディション良化を図るとみられ、柳田は地元・広島で自主トレする予定となった。

 これまでは先輩に付いて行く側だったが、母校・敦賀気比の後輩で広島の19年育成2位・木下を連れて行く予定。今季は打率・350で首位打者を獲得した生え抜き主砲は、球団の新選手会長に就任することも決まり、自覚が芽生えた形だ。

 既に、17年に腰痛手術を受けた担当医で徳島大学の西良浩一氏を受診し、メンテナンスも完了。「問題なかったです」と明かし、来季4年連続となる全試合出場へ状態は万全だ。25年ぶりのリーグ優勝へ、吉田正の打棒が欠かせない。(湯澤 涼)

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2020年12月7日のニュース