来年1月に49歳となる新庄剛志氏 「1%の可能性」はかなうか。過去の最高齢野手は?

[ 2020年12月7日 16:55 ]

<トライアウト>お馴染みのポーズで守備機会を待つ新庄氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが7日、都内で開催された。阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄剛志氏(48)は、第4打席で左前打を放つなど、3打数1安打1四球。守備につき、さらに年齢を離れた選手にアドバイスを送る場面もあった。

 過去、投手では山本昌(中日)が50歳シーズンで2試合に登板した例があるが、野手ではいない。内野手、外野手にかぎると、45歳シーズンでプレーした選手が最高齢となる。

 【45歳シーズン】
岩本 義行(東映)外野手
1957年=15試合、打率.105、1本塁打、2打点

落合博満(日本ハム)内野手
1998年=59試合、打率.235、2本塁打、18打点

山崎武司(中日)内野手
2013年=51試合、打率.210、0本塁打、7打点

 落合、山崎は一塁での出場。岩本は外野で出場だったが、左翼と右翼だった。

 新庄氏は日本ハムの日本一に貢献した06年限りで引退し、10年からインドネシアのバリ島に移住していたが、昨年11月に自身のインスタグラムで、現役復帰の意向を表明。動画で「みんな、夢はあるかい。1%の可能性があれば、必ずできる。きょうからトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも何か挑戦しようぜ」と語りかけた。少なくとも、その真剣で、ひたむきさは、グラウンド上で表現されていた。

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2020年12月7日のニュース