48歳の新庄剛志氏、日本ハム時代の背番号1つけ軽快な動き シートノックは三塁でハツラツプレー

[ 2020年12月7日 09:56 ]

<合同トライアウト2020>サードでシートノックに入る新庄氏。背番号は1(撮影・木村 揚輔)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが7日、56選手が参加して都内で始まった。阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄剛志氏(48)も参戦。背番号1の日本ハム時代のユニホーム姿で登場した新庄氏は、白崎(オリックス)とキャッチボールするなどアップから真剣な表情で軽快な動きをみせた。

 シートノックでは三塁のポジションに入ってハツラツにプレー。華麗なスローイングを見せつけた。

 新庄氏は日本ハムの日本一に貢献した06年以来のNPB復帰を目指している。06年限りでの引退し、10年からインドネシアのバリ島に移住していたが、昨年11月に自身のインスタグラムで、現役復帰の意向を表明。動画で「みんな、夢はあるかい。1%の可能性があれば、必ずできる。きょうからトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも何か挑戦しようぜ」と語りかけた。その言葉通り、今年夏に国内に戻り、トレーニングを重ねてきていた。

 新庄氏の挑戦は、野球界から大きな注目を集めている。清原和博氏(53)は5日に都内で野球教室を開催した際に「新庄君は華がありますし、見た目と違って野球に対する姿勢は素晴らしい。ぜひ頑張ってほしい。僕の願いとしては受かってほしい。低迷している野球界にスパイス的な存在として、新庄君が入ってくれると違う意味でプロ野球が盛り上がる」とエールを送った。

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