キャッチフレーズ発表の広島 ここ数年はユニークなものばかり 3連覇したあの年は…

[ 2020年11月28日 14:30 ]

<2017年広島ファン感謝デー>来季のキャッチフレーズ「℃℃℃(ドドドォー!!!)」を披露する会沢
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 広島は28日、来季のキャッチフレーズ「バリバリバリ」を発表した。

 「バリ」は、「ものすごい」「とても」などを意味する広島弁。「バリ」3連発で、2年連続でBクラスに沈んだ現状を力強く突き破る様を表現した。3度目の「バリ」を強調し、「バリ、バリ、バリ!」と読むそう。球団は「毎日を頑バリ続ける皆さんに、バリ喜んでもらえるよう、一戦一戦ねバリ強く戦って参ります。2021シーズンも『バリあつい声援』をよろしくお願いします」と、“バリ”を使ってファンに説明した。

 ここ数年、話題に上がることが多い「広島のキャッチフレーズ」。独特なものが多く、他の11球団では他に類を見ない。昨年のキャッチフレーズには、前から読んでも後ろから読んでも同じ読みとなる「回文」が採用された。マツダスタジアムで行われた「ファン感謝デー2019」で発表されると、ファンからはどよめきと笑いが同時に起こった。その際に、球団は「前から読んでも後ろから読んでも永続的に繰り返す回文に、これからもずっと広島でファンと共に戦っていきたいという思いを込めました。『AKAの子』はファン・選手を表し、佐々岡新監督のもと新しいチームとしてファンとチームが『和』をもって一体となり10度目のリーグ優勝、そして4度目の日本一へ向け舞いたつ姿を、キャラクターと星でデザインしました」と説明していた。

 ちなみにリーグ3連覇を達成した18年は「℃℃℃(ドドドォー!!!)」。今回の「バリバリバリ」に若干似ている3連発。縁起が良いかもしれない?

 【最近の広島キャッチフレーズ】
10年 We’re Gonna Win 俺たちは勝つ
11年 STRIKIN’BACK!! 逆襲
12年 破天荒 前人未踏
13年 剣砥挑来(けんどちょうらい)RALLYING TO ATTACK!
14年 赤道直火―赤く、熱く、真直ぐに。RED ALL THE WAY―
15年 常昇魂―RED RISING―
16年 真赤激 Burn it up!
17年 カ舞吼!―Kabuku―
18年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)
19年 水金地火木ドッテンカープ
20年 たった今 このAKAの子 舞いたった

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