日本ハム ドラ6今川が仮契約、座右の銘はアノ漫画で知った「雨だれ石を穿つ」

[ 2020年11月28日 05:30 ]

今川は座右の銘「雨だれ石を穿(うが)つ」を色紙に記した
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 日本ハムにドラフト6位で指名された札幌市出身のJFE東日本・今川優馬外野手(23)が27日、千葉市内の同社で契約金2500万円、年俸840万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。色紙に書く座右の銘は「雨だれ石を穿(うが)つ」。中学時代に読んだ野球漫画「Dreams」で知ったという。「エリートでもないし、センスもない。誰よりもこつこつやらないと。自分にぴったりの言葉」。無安打でチームも敗れた都市対抗初戦の翌23日から練習を再開しており「鍛え直したい」と気合を入れた。

 来月に行われる新入団発表で里帰りする。プロとして「まずはご飯に、家族みんなを連れて行ってあげたい」と話した。場所も決まっている。「焼肉徳寿・藻岩店」だ。

 一番下が10歳の6人きょうだいの長男。東海大北海道キャンパス時代は野球部でアルバイトが禁止される中、「経済的にやらざるを得なかった」と同店で週3~4回、3年間働いた。人目を避け、仕事は皿洗いや肉の盛り付け。最終的には指導者に了承され、8人家族で食事をする機会も少しずつできた。ただ「食べ盛りばかりで量が多くなるから、いつもみんな注文は遠慮がちだった」という。

 「今回は遠慮なし。好きなものを好きなだけ食べていいぞ、と言いたい。少し兄ちゃんらしいことをしたい」

 社会人入り後は野球をする弟たちにプロテインの差し入れを続けた。家族思いの男はビッグマネーを稼いで、両親に車や家を贈る将来を描く。「いつかかなえてあげたい。プロは、つらい時に何度も励ましてくれた家族全員でつかみとった夢なので」。持ち前の強打で下位指名から出世する。(和田 裕司)

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