日本ハム・吉田輝、今年ラスト登板で根尾封じ 6回6安打2失点の好投

[ 2020年11月28日 05:30 ]

<フェニックスリーグ中・日>5回2死、根尾(手前)をニゴロに打ち取る吉田輝(撮影・島崎忠彦)
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 日本ハムの吉田輝星投手(19)が27日、今年最後の実戦登板となるフェニックス・リーグの中日戦に先発し、同期のライバル・根尾昂内野手(20)を2打数無安打に抑えるなど、侍ジャパン首脳陣が率いた一戦で6回6安打2失点と好投した。試合後には球団OBの侍ジャパン・建山義紀投手コーチ(44)から変化球の指導を受け、将来的な「侍」へ改めて意欲を示した。

 吉田輝いわく、人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」の調子アイコンでは絶不調を表す「紫」だったという。それでも6回で要所を締めて2失点。自慢の直球が走らない時の投球が課題の一つだった右腕は「(侍ジャパンの稲葉監督が指揮し)直球でバシバシ行きたい気持ちはあったけど、(試合前に)直球が駄目だと気付いた。普段のフェニックスの試合よりプレッシャーがかかる投球だったけど、うまくまとめられたのは良かった」と納得の表情だった。

 プロ2年目は1年目を1試合上回る5試合に登板したものの、未勝利(2敗)に終わった。自慢の直球が切れている試合では好投できるが、調子が悪い時は簡単に崩れる試合が目立った。この日の最速は147キロ。直球の精度向上を目的にフェニックス・リーグでは制限していたスライダーも解禁し、初回、4回と最少失点でしのいだ。「シーズン中はずっと投げていれば悪い日も絶対にある。今日みたいな投球を駄目な日にできれば」と手応えをつかんだ。

 試合後は侍ジャパンの建山投手コーチと変化球談義。「追い込んでから打者がなぜ変化球を振ってくれないか」などと質問し、「自分の中で曲がってないと不安だけど、大きい変化、イコール三振が取れる球ではない」と指導された。小さい変化でも打ち取れることを再確認した様子だ。

 金足農時代には侍ジャパン高校代表になった。「あのユニホームを着てプロの舞台でやってみたい」。そのためにも、来季の活躍は欠かせない。(東尾 洋樹)

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