ダル 7回3失点粘投も本調子に遠く…「今日は僕は相手を判断できない。それくらい悪かった」

[ 2020年9月16日 21:23 ]

インターリーグ   カブス6―5インディアンス ( 2020年9月15日    シカゴ )

インディアンス戦に先発したカブス・ダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(34)は15日(日本時間16日)、シカゴでのインディアンス戦に先発し、7回を9安打3失点、7三振1四球で勝敗は付かず、8勝目はならなかった。チームは6―5でサヨナラ勝ちし、3連勝とした。

 以下、試合後の主な一問一答。

 ――本調子ではなかった。
 「コンディション的なものもあるでしょうし、そこからメカニック的な部分でも影響が来ていると思うので、対策はできると思います。なんとかアジャストとしたい」。

 ――3回の2失点に関して。
 「1点目は仕方がない。ああやって悪い流れになってしまうと、止めるのは難しくなる部分もあって、うまいこと打たれた部分もあるし、なんとかできたかなとも思うけど、今日の自分だとあれが限界かなと」。

 ――自身の勝ちは消えたが、チームは勝った。
 「ショートシーズンで試合数も少ない。1勝の重みは大きい。勝ててすごく良かった」。

 ――7回にリンドアを敬遠し、フリーマンをニゴロに打ち取った。
 「セカンドゴロが一番、確率が高いと思った。そのとおりに打ってくれたので、自分としては狙い通りでした」。

 ――今日の調子に関して。
 「今日のリリースの感じ、球の勢い、切れだと、どのチームが相手でもあんな風になる。今日は僕は相手を判断できない。それくらい悪かった」。

 ――それでも今季は四球が少ない。
 「今日は四球がなくて、9安打に3四球、4四球と入ると、もっと点を取られる。そういうイメージで、ダメージコントロールが、四球がないに越したことはないけど、今年は勝負しなくていい打者には勝負を避けて、わざと四球でいいやという配球もするので、場面によりけりですね。自分が四球を出すか出さないか、コントロール下にあるのは大きいと思う」。

 ――ポストシーズンの予定も発表された。今後どういった心構えで臨むか。
 「先は見ずに、その時その時で、しっかり調整して、次の試合に向けて準備する。いつ終わるかわからないので。毎回調整するだけだと思います」。

 ――短縮シーズンなので、通常の長いシーズンのような疲れはないか。
 「いっても10試合なので、もちろん疲れも出てきますし、僕だけじゃない、それは。そこはうまくマネージメントしてという形になると思います」。

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