ダル 8勝目ならず、7回3失点で9戦連続QSも守護神打たれ勝ち星消滅 カブスはサヨナラ3連勝

[ 2020年9月16日 12:32 ]

インターリーグ   カブス6―5インディアンス ( 2020年9月15日    シカゴ )

インディアンス戦に先発したカブス・ダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(34)が15日(日本時間16日)、本拠地・シカゴでのインターリーグ、インディアンス戦に今季10度目の先発登板。7回100球を投げて9安打3失点7奪三振で、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を9戦連続に伸ばしたが、ストッパーが2点差を追いつかれ8勝目(2敗)はならなかった。防御率は2・00となった。チームは6―5でサヨナラ勝ちした。

 初回、2回と無失点の立ち上がりを見せたが、バエスの中越えソロで1点リードとなった直後の3回、2安打と味方失策で2失点し逆転を許した。5回も1死から連続短長打され1点を失った。だが、 味方打線が2得点して同点に追いついた直後の6回は、2死からネークインに左翼線二塁打されたが、ペレスを空振り三振。7回は1死からデシールズに右翼線二塁打されるなどし2死一、三塁となったが、ラミレスを中飛に打ち取る粘りの投球を見せて直後の味方打線の勝ち越しを呼び込み、この回でマウンドを降りた。9回にストッパーのジェフレスが2点差を追い付かれ、ダルビッシュの勝ち星は消滅したが、チームは9回1死満塁からメイビンの押し出し死球でサヨナラ勝ちした。

 ダルビッシュは、前回登板の9日(同10日)のレッズ戦(シカゴ)では6回2安打3失点9奪三振で今季2敗目を喫し、自身の連勝は7で止まったが、クオリティースタートは8戦連続に伸ばして安定感は維持していた。

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