ENEOS 5年ぶり都市対抗切符!大久保監督復帰1年目で…3番・小豆沢が延長V二塁打

[ 2020年9月16日 17:04 ]

都市対抗西関東代表決定リーグ   ENEOS5―3三菱パワー ( 2020年9月16日    横浜 )

<三菱パワー・ENEOS>延長12回2死一、三塁、右に勝ち越しの2点適時二塁打を放つENEOS・小豆沢(撮影・河野 光希)
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 ENEOSが三菱パワー相手に延長12回の激戦を制し、5年ぶり50度目の都市対抗出場を決めた。

 夕闇迫るハマスタにENEOSナインの歓声が響いた。死闘を制し、11月22日開幕の都市対抗切符を獲得。12、13年に同大会連覇に導いた大久保秀昭監督(51)は慶大指揮官から復帰初年度でチームの立て直しに成功した。

 「感動しました。負け続けてきた過去4年間と違って、押され続けても一踏ん張りできたことが大きい。守備でも頑張ってくれた」。延長11回2死二塁、三菱パワー・対馬和樹捕手(28)の右前打を捕球するや、矢のようなバックホームで二塁走者・河野凉太外野手(29)を刺し、サヨナラ負けを防いだ川端将広外野手(25)の好守も光った。

 打の立役者は12回の右翼線2点二塁打を含め計4打点の小豆沢(あずきざわ)誠二塁手(25)だ。「絶対自分で決める気持ちでした」。

 コロナ禍自粛明けの6月末には、川崎市内の同社施設で大久保監督と1000本ノックを敢行。「あいつに期待しているから」と鬼になってノックバットを振った指揮官に、小豆沢は「1球の大切さを教わりました」と感謝した。

 上武大から入社3年目。15日の東芝戦で左越え二塁打も、同級生で東芝から西武に入団した宮川に「パワー足りない!ホームランでしょ」といじられながら「宮川サマサマですから」と笑い飛ばした。

 表彰式が一段落し、喜びの輪が解け始めると、大久保監督がふとつぶやいた。「小豆沢も川端も3年目。山岡前監督が獲ってきた選手が成長してくれた。山岡は、ボクが一番信頼していた選手でもありましたしね」。16年12月からENEOS監督就任も志半ばで退任した教え子を思いやった。

 2カ月後には西関東第1代表として、東京ドームに乗り込む。都市対抗史上最多、11度の優勝は過去の話だ。「まだまだ発展途上のチーム」。記念撮影にはしゃぐナインを横目に、指揮官は新たな戦いに思いをはせる。小豆沢も「かっこつけずに、大声出してガムシャラに」と大暴れを誓った。

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