巨人・大城 菅野先輩アシストV撃&好守 東海大バッテリーでスタルヒン偉業並んだ

[ 2020年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―3阪神 ( 2020年9月15日    東京D )

<巨・神>10連勝までの写真が入った「11」を手に笑顔を見せる菅野(右)とスタルヒンの写真を持つ大城(撮影・森沢裕)
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 巨人は15日、阪神に6―3で勝って今季初の8連勝をマークし、優勝マジック38を点灯させた。決勝打を放った巨人・大城は菅野から「リードはあんまりだったけど、バッティングで取り返してくれた」とお立ち台でいじられたが、ひるまなかった。本調子でなかった右腕に対し「フフ…。ナイスピッチングでした」とにやり。東海大コンビで球場を沸かせた。

 同点に追いついた6回1死満塁、女房役は右前に勝ち越しの2点打。直後の7回の守りでは無死一、二塁で重盗を仕掛けられたが、二塁走者を刺した。好守で輝き、1938年春のスタルヒンに並ぶ球団最長記録の菅野開幕11連勝を呼び込んだ。

 今季は小林の故障もあり、2度目の登板からバッテリーを組む。試合後には必ず配球論を交わし「毎試合重ねるごとに教えていただいている」。成果は8月25日のヤクルト戦で表れ、決め球のフォークを早いカウントで多用して右腕の4年ぶりの神宮での勝利を演出。この日もフォークを効果的に使った。昨オフにはともに東海大医学部付属病院を訪問した。菅野は腰痛に苦しんだシーズンだったが、長期入院している子供たちを励まし「日本一になってここに戻ってくる」と約束。後輩はグラウンド外でもその強い姿から学んでいる。

 施されたら、しっかりバットで恩返し。菅野の登板日は打率・366、2本塁打と強力に援護している。さらに、スタメンマスクの試合は12連勝で9月の打率は・417。攻守で頼もしさを増す男が、エースを支える。(田中 健人)

 ○…今季の開幕投手を務めた菅野(巨)が6回3失点で無傷の11勝目。開幕11連勝以上は13年田中将大(楽=現ヤンキース)の24連勝以来15人目で17度目。巨人では38年春のスタルヒンの11連勝、66年堀内恒夫の13連勝に次ぎ54年ぶり3人目だ。また、開幕投手の無傷の連勝記録は、04年岩隈久志(近鉄=現巨人)の12が最多。菅野は最多タイにあと1と迫り巨人開幕投手では前出の38年春のスタルヒンに並ぶ82年ぶりの最多記録となった。

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