DeNA上茶谷6回1失点好投も… 2番手エスコバー逆転許し2勝目お預け

[ 2020年9月16日 20:38 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2020年9月16日    神宮 )

<ヤ・D>6回2死、山田哲を空振り三振に仕留めガッツポーズの上茶谷(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの上茶谷大河投手が6回3安打1失点と好投した。

 「先制点を与えた場面、本塁打で取られてしまいましたが、次の一球目から立て直せたことはよかったです。先制点をどう防いでいくのか、一球の気の緩みから見直したいと思います」

 2回には先頭の村上に左翼線二塁打を許して1死一、二塁のピンチを招いたが、広岡をスライダーで三ゴロ併殺。4回1死から村上にスプリットを右翼席まで運ばれたが切り替え、失ったのはこの1点のみ。6回に最後の打者となった山田哲を空振り三振に仕留めると、力強くガッツポーズした。

 打っては5回1死の第2打席に今季初安打となる左前打を放ち、一時逆転劇の口火を切った。

 新人だった昨季は8試合に先発して4勝負けなしを誇ったヤクルト相手だが、今季は初対戦だった8月7日に3回4失点と崩れて敗戦投手となっていた。この日は力のある球が低めに決まってテンポよくアウトを積み重ね、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。しかし2番手エスコバーが逆転を許し、上茶谷の今季2勝目はお預けとなった。

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