ENEOS 5年ぶり都市対抗に王手!好投のドラ1候補・藤井に12球団熱視線

[ 2020年9月16日 05:30 ]

都市対抗野球2次予選 西関東代表決定リーグ   ENEOS 3―0 東芝 ( 2020年9月15日    横浜 )

<東芝・ENEOS>6回1/3を無失点に抑えたENEOSの藤井
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 今秋ドラフト候補のENEOS・藤井聖投手(23)が東芝相手に6回1/3を2安打無失点に抑える好投。チームは16日の三菱パワー戦に連勝すれば、5年ぶり50度目の都市対抗出場を決める。

 勝利が決まり、藤井はベンチから勢いよく飛び出した。昨夏の都市対抗4強・東芝を3投手で完封リレー。最後を締めた柏原と手を合わせた。「全てをこの予選に懸けた」。先発で7回途中2安打無失点。2回2死二、三塁も田中を、この日最速タイ147キロで二ゴロに抑えた。

 屈辱をバネにした。8月28日、東京ガスとのオープン戦で2回1/35失点KO。逃げては痛打される投球に古巣に復帰した大久保秀昭監督から「プロを目指すなら思い切って押せ」と諭され、左肘故障を引きずるのはやめた。4日前、指揮官から「不安だけどおまえに任せる」と先発を通達されると「絶対やるんで見ていてください」と言い返した。そして12球団スカウトの前で快投。ヤクルトの小川淳司GMは「投げっぷりがいい」と評した。

 5年ぶりの東京ドーム切符まであと1勝。「去年、補強選手で都市対抗に出た時、球場で“ENEOS”の看板を見つけた。来年は自分のチームで絶対出るんだって」。大久保監督とともに自軍のユニホームで躍動する。(伊藤 幸男)

 ◆藤井 聖(ふじい・まさる)1996年(平8)10月3日生まれ、神奈川県出身の23歳。静岡・富士市立から東洋大へ。当時150キロ計測も同学年の上茶谷(DeNA)梅津(中日)甲斐野(ソフトバンク)の陰に隠れ、東都大学リーグ登板は10試合だけ。ENEOS入社後は社会人日本代表にも選出。1メートル76、78キロ。左投げ左打ち。

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