阪神“球児登場”は特別仕様の演出 日米通算250セーブへあと7

[ 2020年6月2日 05:30 ]

今シーズン、藤川が最終回にリードした場面で登板する際に使用する特別仕様のビジョン演出
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 阪神は1日、20年シーズンにおいて藤川球児投手(39)が最終回にリードした場面で登場する際に、他の選手とは異なる特別仕様のビジョン演出を行うことを発表した。きょう2日に再開される練習試合から披露される。

 あと7に迫る日米通算250セーブの偉業に向け、カウントダウンに入っている猛虎の守護神を球団も後押しする。6月19日の開幕を前に藤川の本拠地登板における特別演出が決定。甲子園のビジョンに、藤川の代名詞でもある「火の玉ストレート」をイメージしたものが映し出されることになった。

 近年、阪神在籍時に名球会入りした選手には金本、福留、鳥谷らがいるが、記録到達に向け特別な演出が行われた例はない。阪神の投手では村山実以来となる偉業。藤川は球団を通じファンに向けメッセージを発信した。

 「これまで積み重ねた自分の記録はタイガースファンのみなさまとともにつくってきたものだと思っています。今シーズンは無観客の試合であったり、これまでのような超満員での試合は難しい状況かもしれませんが、みなさまからのパワーをもらってマウンドに上がりたいと思います」

 6月19日に開幕するシーズンの一部日程がこの日に発表され、阪神は開幕から5カード連続で敵地での試合となった。日米通算250Sまであと7で、7月7日の「甲子園帰還」を待たずに到達する可能性も少なからずあるが、チームとしての最大目標であるリーグ優勝に向けては、特別演出の回数が増える分だけ勝利も上積みされていくだけに、虎党にとっては、何度見てもうれしい限りだろう。

 「守護神」の特別演出においては、パドレスなどで活躍し通算601セーブを挙げたトレバー・ホフマンの登板時の「トレバー・タイム」などが有名だ。ビジョン演出は、きょう2日の練習試合から行われる。

 「最高のパフォーマンスをお見せできるよう全力を尽くしますので、これまでと変わらず熱い応援よろしくお願いします」

 自身の記録達成、そしてリーグ優勝から日本一へ――。ファンを喜ばせるために藤川は、その右腕を振り続ける。(阪井 日向)

 ▼トレバー・タイム メジャー通算601セーブのトレバー・ホフマンはパドレス時代の1998年からロックバンド・AC/DCの「Hells Bells」を使用。イントロで鐘の音が響くと、勝利を確信したファンが盛り上がり「トレバー・タイム」と呼ばれた。2009年にブルワーズへ移籍後も同じ演出を受け継いだ。

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