阪神・西勇 開幕戦で菅野との投げ合い「純粋に楽しみ」

[ 2020年6月2日 05:30 ]

昨年7月8日の対戦で阪神・西は、巨人・菅野に同点適時二塁打を放たれた
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 舞台は整った。開幕戦の相手が正式に巨人に決まったことを受け、阪神の開幕投手に内定している西勇は1日、球団広報による代理取材に応じた。投げ合うのは、昨年1月まで4年連続で合同自主トレを実施してきた菅野だ。高ぶる感情と、格段に熱い意気込みを口にした。

 「純粋に楽しみですね。いい先輩でもありますし、見習うことも多いので、投げながらどんどん吸収して、自分もいい投球ができればと思います」

 技術と精神の両面で教材としてきた菅野と、絶好の舞台で相まみえる。ともにしてきた貴重な時間で、あらゆるノウハウを吸収してきた。阪神への移籍が決まった直後の18年オフにはセ・リーグに関する情報を共有してもらったこともある。

 そんな“師匠”とは昨季、7月8日(甲子園)に一度だけ投げ合っており、6回3失点で勝敗付かずに終わっている。およそ1年ぶりの再戦。それも開幕戦という最高のシチュエーションに高ぶらずにはいられない。

 17日後に迫った決戦に向けて逆算調整の真っ最中だ。5月29日の紅白戦に登板したことから、この日は休養日に充てた。次回登板は開幕戦と同じ金曜日である今月5日のソフトバンクとの練習試合(甲子園)が濃厚。決して多くない時間を限りなく有益に使い、その日に歩を進めていく。

 「相手チームは関係ないと思っていますし、いかに自分がいい状態でできるかに集中することが大事。チームの先陣を切っていくことになるので、準備段階から後悔のない選択をしていきたい」
 やっとの思いで開幕にこぎ着けたプロ野球は大きな注目を集める。なかでも人気球団対決のソレは最大級だろう。重みを十分に理解している虎のエースは万全を期して、マウンドに上がる。
(巻木 周平)

 ▽昨季の西勇VS菅野 7月8日(甲子園)で初対戦。西勇は6回を6安打3失点でリードを許したまま降板。菅野も7回途中降板後に追いつかれ、11安打3失点でともに勝敗なしだった。試合は8回、陽岱鋼ヨウダイカンの勝ち越し打で巨人が4―3で勝利。打たれたジョンソンは来日33試合目の初黒星を喫した。

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