昨季王者同士の対決は激しい点の取り合い…巨人は菅野4回5K好投もビエイラ1回もたず5四球5失点

[ 2020年6月2日 17:23 ]

練習試合   西武9―7巨人 ( 2020年6月2日    東京D )

<練習試合 巨・西>2回無死、山川(右)から三振を奪う菅野(撮影・木村 揚輔)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期されていた今季開幕が19日に決まり、各チームの練習試合が2日にスタート。巨人、西武と昨季両リーグ優勝チーム同士の対戦となった一戦は激しい点の取り合いとなったが、9―7で西武に軍配が上がった。

 西武は1―5で迎えた5回、3つの押し出しなど5連続を含む6四球をもらって5点を奪い、6―5と一気に逆転。6―7で迎えた7回には外崎が右越え2ランを放って再び逆転すると、8回にも金子の右翼フェンス直撃の二塁打で1点を加えて9―7と2点リードして逃げ切った。

 巨人は3年連続6度目の開幕投手に決まっているエース菅野が3回に西武の新助っ人スパンジェンバーグに150キロ直球を右翼席上段へ運ばれるソロを許しただけで、毎回の5三振を奪う4回2安打1失点と好投。だが、5回から登板した2番手のビエイラが2つの押し出しを含む5四球に暴投と1イニングを投げ切れずに5失点して逆転を許すと、7―6と勝ち越して迎えた7回には4番手・戸郷が外崎に逆転2ランを被弾した。

 19日の開幕戦で西武は日本ハムとメットライフドームで、巨人は阪神と東京ドームでそれぞれ対戦する。

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