江本孟紀氏 恩師ノムさんと自身の共通点明かし、爆笑さらう

[ 2020年2月18日 22:31 ]

2010年「江本孟紀氏を励ます会」を訪れた野村克也氏(左)と江本孟紀氏
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 野球評論家の江本孟紀氏(72)が18日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。虚血性心不全のため11日に84歳で死去した野村克也氏と自身の共通点を明かした。

 番組では生前の野村氏が「私はイチローが好きではない。彼の仕草や態度、物言いを見たりしていると、オレは人とは違うんだ、特別なんだと思っているように感じられるからだ」と話していたことを取り上げ「ただし、イチローを天才と呼ぶことには同意するしかない。速球を待っていて変化球が来ても体がとっさに反応して打てるからだ」とその技術については認めていたことも付け加えた。

 これを受けて意見を求められた江本氏は「ひがみとか妬みとかね、そういうのが非常に強い人なんで。イチロー見て、自分より打つと思ったらけなしますよ」とニヤリ。「それが私と野村さんの共通点」と話してスタジオの爆笑をさらうと「でも、イチローはすごいと思いますよ。素直にすごい。あれだけアメリカでやれるっていうのはね、そういるもんじゃない。天才中の天才」とイチロー氏を改めて絶賛していた。

 野村氏とは、江本氏が東映から南海に移籍した1972年から50年近い付き合い。江本氏は14日に出演したニッポン放送「ザ・フォーカス~フライデースペシャル」(金曜後5・40)では訃報を受けた時の心境について「動揺しました」と明かし、プロ野球のキャンプ取材で沖縄にいたが「うろたえてしまって、帰る支度をして…。借りていたコンドミニアムの目の前がビーチだったんですけど、しばらく考えましたよ。じーっと」とショックの大きさをにじませていた。

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