マエケンにお墨付き「フォームは完璧」 フォースプレートで投球時の動作計測

[ 2020年2月18日 15:44 ]

計測器「フォースプレート」に乗って投球する前田
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 ツインズの前田健太投手(31)は17日(日本時間18日)、キャンプ2度目のブルペン入り。バイオメカニクスに詳しいウェス・ジョンソン投手コーチの指導の下、初めて運動計測機器「フォースプレート」を使用して投げた。

 特殊プレートに乗って9球投げてデータを取った後、通常のマウンドに移動して27球投げた。

 「フォームは完璧だと言われました。今撮っておけば(フォームが)崩れた時にどうなっているというのが分かる。僕もまだ詳しくは聞いてないですけど、力の使い方とか、タイミングとかを計るようです」

 フォースプレートは台の上で投げてかかる負荷などを計測し、下半身だけでなく上半身も含めて動きを計測する装置。ツインズではジョンソン投手コーチが就任した昨季から使い始め、ジェーク・オドリッジ、ホセ・ベリオスら主軸投手もフォームの安定のために利用している。

 「公式戦で7、10試合先発した後にチェック。さらにその次の7、10試合の後でもチェックする。シーズン中疲労などでフォームが狂いがちだが、細かくデータを取ることで、何がおかしくなっているかが分かる」とジョンソン投手コーチ。

 完璧だったという前田の投球フォーム。「ケンタはもう試合で投げられるくらい仕上がっている、良かった」と同コーチは続けた。(フォートマイヤーズ・奥田秀樹通信員)

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2020年2月18日のニュース