慶大野球部米国遠征出発 第1回遠征メンバーの堀井監督「ぶつかっていってほしい」

[ 2020年2月18日 19:39 ]

感染症予防のためマスクをして出国した慶大ナイン。左から長谷部、佐藤、関根、木沢
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 東京六大学野球の慶大が18日、米国遠征に出発した。ロサンゼルスで現地の大学と対戦するほかダイヤモンドバックスマイナーとも対戦する可能性があるという。出発する羽田空港で取材に応じた堀井哲也監督は「ここまで2週間ほど、日吉でみっちりと鍛えこんできた。仕上がりは十分なので、オープン戦もきっちりやれると思う」と自信。エース候補の154キロ右腕・木沢らの調整は順調で「球の勢いは社会人以上。力がある投手が多い。あとはどう試合を作れるか。現地でもぶつかっていってほしい」と期待を寄せた。

 部にとっては4年ぶりの米国遠征だが、指揮官自身は慶大4年時の1983年に行われた第1回遠征のメンバー。今回と同じロサンゼルスで13試合を行ったといい「人生観が変わった。相手のチーム名や球場もはっきり覚えているくらい印象に残っている。向こうの首脳陣にも圧倒されたし、今の指導者としての姿勢にもかなり影響している」と懐かしそう。

 その上で「スポーツに対するファイティングスピリットや戦う姿勢、オンオフをしっかり見てほしい。良い経験になるし、刺激を受けてもらえれば」と話していた。

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