明石商 大阪桐蔭に競り負け、センバツ微妙に 狭間監督「何としても倒したかった」

[ 2019年10月27日 12:58 ]

2019年度秋季近畿地区高校野球大会準々決勝   明石商3―4大阪桐蔭 ( 2019年10月27日    佐藤薬品スタジアム )

<大阪桐蔭・明石商>6回2死二、三塁、暴投で決勝の生還する大阪桐蔭・仲三河(撮影・後藤 正志)
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 来春選抜出場への重要な選考資料となる近畿大会の準々決勝が行われ、今年の甲子園春夏連続4強の明石商(兵庫2位)は昨年の甲子園春夏連覇の大阪桐蔭(大阪1位)に敗れ、選抜出場は微妙な状況となった。近畿の一般選考枠は6。

 初回に1点を先制し、2回には「1番・中堅」の来秋ドラフト候補・来田涼斗(2年)の2点二塁打で3点をリード。優位に試合を進めたが、こちらも来秋ドラフト候補の先発のエース右腕・中森俊介(2年)が3回2死走者なしから死球を与えると、2死一、二塁として大阪桐蔭の「3番・三塁」西野力矢(2年)にカウント2―0から外角高めの直球を右越えに同点被弾。その後は得点を奪えず、6回2死二、三塁から暴投で決勝点を献上した。中森は110球を6安打4失点で完投したが、一歩及ばなかった。

 本塁打を浴びたのは決して甘い球ではなく「見送ったらボール球だったのを打たれた」と中森も話すように、西野の打撃力が一枚上だった。狭間善徳監督と毎日のようにマンツーマンで自身の投球の映像をチェックしながらフォームの調整に励んだことも奏功し「立ち上がりはすごく良かった」と3回途中まで4三振を奪い、許した長打はこの3ランだけ。狭間監督も「経験値があるから試合はつくれる。真っすぐも力のあるボールがいっていた」と、投球内容は悪くなかった。中森が悔やんだのは死球からの失点。今春選抜準決勝の東邦(愛知)戦、今夏選手権準決勝の履正社(大阪)戦でも死球から崩れている。「そういうところを修正していかないと」と、高いレベルで勝ちきれない原因を挙げた。

 大阪桐蔭とは過去、15年秋の近畿大会で3―5、18年春の近畿大会で6―7と惜敗続きで、狭間監督も「何としても倒したかった。悔しいね。負けたら悔しい」と苦虫をかみ潰したような表情でポツリ。選抜出場の可能性がついえたわけではないが「力がなかったということ。この冬、スター選手がそろっているところに何を強化すれば勝てるのか考えて、びくともしないチームをつくりたい」と“4度目の正直”を早くも誓っていた。

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