広島 堂林、生き残りへ沖縄ラスト4戦「アピールするしかない」

[ 2019年2月20日 05:43 ]

練習試合   広島―ロッテ(降雨中止) ( 2019年2月19日    コザしんきん )

三塁レギュラー奪取へ、ノックを受ける広島・堂林
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 広島の沖縄2次キャンプは21日から最終クールに突入。堂林翔太内野手(27)は、1軍生き残りと定位置奪取への可能性を求め、沖縄でのラスト対外4試合に挑む。3年ぶりのサード再挑戦で注目を集める今春。先行する最右翼の安部はインフルエンザのため療養中。打って守って従来の固定観念を覆し、好機を最大限生かす構えだ。

 19日は沖縄キャンプ第1クールの最終日。予定されたロッテとの練習試合は開始直前に降った豪雨のため、グラウンド整備をする間もなく中止となった。アピールの場を失った出場予定選手は軒並み残念そう。9番・サードとコールされた堂林もその1人だ。

 16年以来のサード再挑戦に燃える今春。送球面にはまだ課題を残すものの、昨秋から取り組む改造フォームでコンスタントに快音を響かせ、打撃面では従来の固定観念を覆しつつある。前日18日、初の対外試合となった韓国・KIA戦(コザしんきん)が好例だ。

 「3打席目は、もう思い切りやってやろうと思った。今までだとズルズルいってしまいがちだったけど、いろいろな修正方法があるので切り替えられた」

 第1打席はボール球の低めカーブに空振り三振。2打席目は初球の直球に詰まり、遊ゴロに倒れた。堂林の典型的な凡退パターン。だが、3打席目には修正し、初球をバックスクリーンへ運んだ。推定飛距離130メートル。見事な当たりだった。

 「投手側に流れていた体を、思い切って残す意識だった。失敗しても、今はダメな原因がわかるし、こうすれば…もわかる」

 昨季までサードを守った西川が今春から外野と一塁、二遊間のバックアップに専念。三塁の定位置争いは、安部との一騎打ちの様相を呈している。ただ、安部には17年に出場123試合で打率・310をマークした実績があり、療養中といえども最右翼に違いない。

 「レギュラーを目指してやっているけど、安部さんの方が全然上だと思う。練習してアピールするしかない」

 そのためにも、キャンプ最終クールに組まれる対外4試合が重要だ。1軍生き残りは濃厚でも、首脳陣に定位置奪取の可能性を感じさせ、3月戦線につなげたい沖縄でのラスト4番勝負。再起したプリンスの背を春の暖かな風が押している。(江尾 卓也)

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