マエケン 制限時間新ルール20秒に困惑「無理やん」昨季は27秒

[ 2019年2月20日 02:30 ]

ドジャース・春季キャンプ ( 2019年2月18日 )

ブルペンで33球を投げ、調整を行ったドジャース・前田
Photo By 共同

 ドジャースの前田健太投手(30)は18日(日本時間19日)、今年のオープン戦から投球間の時間を計測する「ピッチクロック」が大リーグで試験的に導入されることに、困惑の表情を浮かべた。

 試合時間短縮を目的にマイナーでは導入済みだが、いまだに選手へ測定基準など詳細は伝えられていない。制限時間20秒について前田は「どこから20秒なんですかね」と報道陣に逆取材。データサイト「ファングラフス」の数値では右腕が昨季27・0秒だったと指摘され「無理やん、じゃあ」と苦笑いした。

 「打席での初球から最終球までの時間を球数マイナス1で割る」という同サイトの測定では、メジャー平均が21・5秒。前田の27・0秒は120回以上投げた投手でヤンキースの田中らと並び、両リーグワースト2位にあたる。今オープン戦で罰則はないが、15年に導入したマイナーでは時間超過で「ボール」が宣告される。困惑しながらも、前田は「(正式に)決まったら対応できる意識は持ちたい」と話した。

 昨季リーグトップの防御率3・38を記録したド軍は、オープン戦初戦が5日後。エースのカーショーは「プレートを外すとか抜け道はいろいろある」、ベテラン左腕ヒルは「ばかげている」と、地元紙ロサンゼルス・タイムズに不満を語った。

 前田はこの日、ブルペンでツーシームを試すなど33球。調整は順調だが、新ルールが混乱を招くのは必至だ。

 《マイナーでは「ボール」宣告》15年に導入されたマイナーでは、投手がマウンドの円の中、打者が本塁周辺の土の部分に入った時点から投球動作開始までの制限時間を無走者は15秒、走者ありで20秒以内に設定。オーバーするとボールが宣告される。タイム後は投手がプレートを踏み打者が打席に入ってから。けん制球のしぐさやプレートを外した後は時計がリセットされる。

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