日体大・松本、外れ1位で4球団も 最速155キロ右腕 同僚・東妻とプロ入りへ

[ 2018年10月25日 08:58 ]

決め球の握りのポーズをとる日体大・松本航投手(左)と東妻勇輔投手(撮影・郡司 修)
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 最速155キロを誇る日体大の松本航が神奈川県横浜市内の同大で取材に応じ、「もちろん指名された球団で頑張りたい」と12球団OKの姿勢を示した。

 首都大学リーグで史上9人目の通算30勝を達成した右腕は、外れ1位で5球団程度の競合になる可能性がある。5球団なら16年の佐々木(ロッテ)に並んで最多。根尾、小園の高校生遊撃手コンビに1位入札が集まりそうで、大学生の即戦力は外れ1位で勝負できる…という算段が各球団に働いている。

 14日にリーグ全日程が終了。練習を続けながら大学生活を送り、「少しずつ緊張感が増してきた」という。プロ入り後に対戦したい打者には巨人・岡本を挙げた。明石商時代、智弁学園にいた岡本と対戦はなかった。「同学年で活躍している。打ち損じて外野フライとかに抑えられたら」と目を輝かせた。

 同僚の東妻も最速155キロ。こちらは智弁和歌山の先輩、日本ハム・西川との対戦を望む。1メートル70の右腕は「小さいけれど、でかいやつに負けないことを見せたい」と力を込めた。(松井 いつき)

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2018年10月25日のニュース