法大の中山“きんに君” 早くもキャラ全開!ライバルはつば九郎!?「僕もいじりたい」

[ 2018年10月25日 21:38 ]

仲間とともに笑顔の中山(中央)
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 プロ野球のドラフト会議で、ヤクルトから2位指名を受けた中山翔太内野手(22=法大)が25日、川崎市内の法大野球部合宿所で会見し「これからめちゃ頑張ろうという気持ちで、とても清々しいです。バッティングや全力疾走を見て頂いたと思う。高く評価して頂いたので頑張りたい」と満開の笑顔を見せた。

 東京六大学の現役選手ではリーグトップの通算11本塁打で、1メートル86、95キロのプロ顔負けの体格から鋭い打球を飛ばす長打力が売り。法大では主に一塁手を守るが、外野の経験もあり「可能性を広げるためにいろいろなところをやっていきたい」。ヤクルトには履正社の先輩・山田、後輩・寺島、法大の先輩・西浦がいるが、「(16年の)奉納試合で(山田から)話しかけて頂いたこともある。分からないことがたくさんあるので自分からアドバイスを聞いていきたい。バレンティンさんにも話を聞きたい」と目を輝かせた。

 長さ3ミリの丸刈りはプロでも続ける予定で、好きな歌手には「中学生くらいから好き。グッとくるものがある」という理由で長渕剛を挙げ、プロでの登場曲にも使用する予定という。趣味は「筋力トレーニング」で、愛称はタレント・なかやまきんに君に掛けて「きんに君」。プロでのニックネームについては「何でも呼んで下さい。何でも受け入れます」と語り、「(マスコットの)つば九郎に負けないくらい、僕も(つば九郎を)いじりたい」と、持ち前の明るいキャラクターを全開させた。

 ヤクルトの印象については「守備や走塁など凄く堅実な野球をやるチーム。(チーム内は)明るくて盛り上がっている感じで、応援の方々は傘を振っているイメージ。僕にぴったりだと思う」とこちらも笑顔。将来的な目標については「三冠王を獲りたい。本塁打の数は群を抜いていきたい」と意気込み十分だった。

 会見後にはチームメートから胴上げで祝福され、報道陣から渡されたヤクルトのレプリカユニホームを着用し、記念撮影に収まった。

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2018年10月25日のニュース