レッドソックスが地元ボストンで連勝 5回に打点王のマルティネスが勝ち越しタイムリー

[ 2018年10月25日 12:26 ]

ワールドシリーズ第2戦   レッドソックス4―2ドジャース ( 2018年10月24日    ボストン )

5回に2点タイムリーを放ったレッドソックスのマルティネス(AP)
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 ワールドシリーズの第2戦が気温7度となったボストンで行われ、レッドソックス(ア・リーグ)が4―2でドジャースを下してホームで連勝。5年ぶりの覇権奪回にあと2勝と迫り、26日から敵地ロサンゼルスでの3連戦を迎えることになった。

 レッドソックスは1―2で迎えた5回。2死からクリスチャン・バスケス(28)とムーキー・ベッツ(26)の連続ヒットと四球で満塁としてドジャースの先発・柳賢振(31)をマウンドから引きずり降ろし、3番のスティーブ・ピアース(35)がドジャースの2番手、ライアン・マドソン(38)から押し出しの四球を選んで同点。続く主砲のJ・D・マルティネス(31)が詰まりながらも右前に2点タイムリーを放って勝ち越した。ア・リーグ今季の打点王となったマルティネスは初戦に続いて2打点。4番打者としての役割をきっちりとこなしている。

 ドジャースは4回、デビッド・フリース(35)とマニー・マチャド(26)の連打を足場にして無死満塁の好機を築き、初戦で本塁打を放っているマット・ケンプ(34)の中犠飛で1―1。さらに2死1、2塁からヤシエル・プイグ(27)が中前にタイムリーを放ってこのシリーズで初めてリードを奪ったが、その後は追加点を奪えなかった。

 初戦で登板機会がなかった前田健太(30)は7回に4番手として登場して2/3で無失点。今季のア・リーグ首位打者でもあるレッドソックスのベッツに“グリーン・モンスター”直撃の二塁打を許したが、前田のあとを受けて5番手として登板した左腕のスコット・アレクザンダー(29)が後続を断った。

 レッドソックスの先発左腕、デビッド・プライス(33)は6回まで投げて3安打2失点。18日に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ(対アストロズ)の第5戦で先発としてはポストシーズン12回目の登板で初勝利を挙げたが、これで2試合連続の白星となった。

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