ソフトB7位・奥村 社会人6年目で悲願の指名 名前呼ばれて「鳥肌立った」

[ 2018年10月25日 20:42 ]

 プロ野球のドラフト会議で、ソフトバンクから7位で指名された三菱日立パワーシステムズの奥村政稔投手は社会人6年目で悲願を果たし、思わぬ形でうれしい「里帰り」となった。

 解禁年からこれまで何度も候補に挙がりながら指名漏れしてきた最速154キロを誇る26歳の右腕。「今までずっと待ってはダメ、の繰り返し。名前が呼ばれた瞬間は鳥肌が立った」と喜んだ。

 大分県出身。三菱重工長崎でプレーしていたが昨年、横浜との統合が決まり、大分に家族を残して単身赴任していた。プロ入りは半ば諦めていたが今年の公式戦防御率1点台と抜群の安定感で地元・九州の球団から指名を受けた。「一番うれしい。社会人のレベルがプロでも通用する所を見せたい」と力を込めた。

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2018年10月25日のニュース