シリング氏 ワールドシリーズ始球式に招かれず レッドソックス「悪意はない」

[ 2018年10月25日 19:52 ]

オルティス氏らレッドソックスの元メンバーが始球式を行う (AP)
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 24日のワールドシリーズ第2戦で始球式を行ったのは、「バンビーノの呪い」を解いたレッドソックスのレジェンドたち。ペドロ・マルティネス氏(47)、デービッド・オルティス氏(42)といった2004年のワールドシリーズを制したメンバーが顔をそろえ、フェンウェイ・パークのファンから大歓声を浴びた。

 レッドソックスは2004年のワールドシリーズでカージナルスをスイープ。1918年以来、86年ぶりの頂点に立ったが、ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズではカート・シリング氏(51)が負傷した足首から出血しながら力投。このシリング氏の「血染めソックス」は今でもファンの語り草となっている。

 しかし、始球式のメンバーにシリング氏の姿はなく、現地メディアも「どうして招かれなかったのか」と話題に。引退後はソーシャルメディア上でたびたび問題発言を繰り返していた過去があり、こうしたことが影響してかとの憶測もあったが、ボストン・グローブ紙の取材に対してレッドソックス側は「声を掛けなかったが、決して悪意があってのことではない」と回答している。

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