【巨人1位】原監督 くじ連敗も…1位指名は今季ブレークの152キロ左腕・高橋

[ 2018年10月25日 18:09 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2018年10月25日 )

八戸学院大の152キロ左腕、高橋優貴投手
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 プロ野球のドラフト会議は25日に東京都内で開催され、セ・リーグ3位の巨人は八戸学院大のMAX152キロ左腕・高橋優貴を1位指名で交渉権を獲得した。

 巨人は1回目に公表していた通り大阪桐蔭の根尾昂内野手を指名したが、4球団による抽選の結果外れ、続いて立命館大の辰己涼介外野手を指名したもののここでも4球団の抽選に外れた。

 原新監督はドラフトのクジはこれで通算1勝8敗となってしまった。しかし、外れ外れ1位で高橋を単独で指名した。

 高橋は東海大菅生から八戸学院大に進学し、最終学年となる今季に大ブレーク。リーグ最終戦で富士大・多和田新三郎(現西武)が持つ通算奪三振記録を2個更新する301奪三振を記録した。

 今後は27日の東北地区大学代表決定戦・東日本国際大戦(ヨーク開成山スタジアム)に先発予定。同カードを制し、翌日、富士大―東北福祉大との勝者に連勝すれは、初の全国大会となる明治神宮大会(11月9日開幕)出場できる。初の全国大会の切符を手土産に巨人1位指名投手としてプロに挑む。

 ◆高橋 優貴(たかはし・ゆうき)1997年(平9)2月1日生まれ、茨城県出身の21歳。茨城・田彦小3年から野球を始め、同・田彦中を経て東海大菅生に入学。甲子園出場はかなわなかったが、同校OBが八戸学院大に在学している縁で入学。今秋リーグ奪三振記録を樹立し、優秀選手賞に輝く。1メートル78、82キロ。左投げ左打ち。

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