大阪ガス・近本 阪神1位指名に驚き「武器は足…目標は赤星さん」

[ 2018年10月25日 18:29 ]

阪神1位に指名されバットを手に笑顔でポーズを決める大阪ガス・近本(撮影・岩崎 哲也)
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 プロ野球のドラフト会議で、阪神1位指名を受けた大阪ガスの近本光司(ちかもと・こうじ)外野手(23)は25日、午後6時15分から兵庫県西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンド内の施設で会見に臨み、「まさかドラフト1位と思っていなかったので、とてもびっくりしました」と話した。

 「自分の武器は足、走塁なので、そこを生かしていきたいと思います。目標とする選手は赤星さん(憲広氏=本紙評論家)です」

 50メートル走5秒8、一塁駆け抜けタイム3秒9の俊足。1メートル70、72キロと小柄だが一発を放つパンチ力もある。

 初優勝した今年7月の都市対抗で大会通算21打数11安打、打率5割4分5厘で首位打者賞、最優秀選手賞(MVP)に相当する橋戸賞に輝いた。8月のアジア競技大会(ジャカルタ)では侍ジャパン日本代表に初めて選出されている。

 橋戸賞選手が新人として阪神入りとなれば、1979(昭和54)年オフ、ドラフト外での大町定夫投手(当時新日鉄光)以来、39年ぶりとなる。

 阪神からの指名があった時は同グラウンドで練習中だった。「みんなからおめでとうと言われました。阪神タイガースは関西でも圧倒的なファンを持っていて、小さいころからずっと試合を見てきたチームです」

 兵庫県淡路島の出身。社(やしろ)高時代は投手兼外野手で活躍したが甲子園出場の経験はない。関学大から大阪ガスに進み、2年目だった。

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2018年10月25日のニュース