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これぞプロ 西武・浅村 チームを救った完璧な「ペチッ」

<西・神>3回1死一、三塁、植田のゴロを好捕し、二塁へトスする浅村(左は一走・梅野)
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 これぞプロのプレーだった。6月3日のメットライフドーム。西武・榎田が3月まで在籍した古巣・阪神から白星を挙げた一戦。榎田の好投を生み出し、チームメートを救ったのは浅村だった。

 西武が2―0とリードして迎えた3回1死一塁。梅野の遊ゴロを源田が後逸し1死一、三塁のピンチを迎えた。阪神の1番・植田の強いゴロはセンターへ抜けようかという当たりだった。「浅村さんが本当に速かった。“ペチッ”て大きな音が聞こえたくらい。本当にあれで助かりました」と振り返ったのは源田だ。

 二塁ベースの右へのゴロを浅村は逆シングルでキャッチ。その後、グラブを反時計回りにひねりながらボールを宙に浮かせるようにグラブから出すと、右手で二塁ベースカバーに入った源田にトスした。正確にはトスではなく、浮いているボールを手のひらで叩くように弾き出したかたち。これによってダブルプレーが完成。併殺崩れなら三塁走者が生還し、1点差に迫られていたところだ。

 「練習でやっています。あそこはああやらないと(併殺が)取れないと思った。源田がミスした後だったし、ゲッツーが取れてよかった」と浅村は振り返った。グラブに入ったボールを握って、助走、勢いをつけるために腕を引いてトスしていたらワンテンポ遅れて併殺打が取れない可能性は高かった。

 強力打線の3番打者。フルスイングが魅力的な球界に数少ない強打の二塁手のイメージが強いが、守備や走塁にもこだわりは強い。今回のプレーを「年に1回あるかないかのプレーだと思いますね」といいながらも、さも当たり前と言いたげに、淡々とした表情を崩さなかった。

 榎田、源田を救った浅村の「ペチッ」。打力に注目が集まりがちの西武だが、走塁と守備力が支えている強さでもある。 (記者コラム・春川 英樹)

[ 2018年6月9日 09:30 ]

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